再生可能なエネルギーで日本が満たされる日をイメージして

鎌仲小映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の監督・鎌仲ひとみさんのトークを聞いて思ったこと。

■エネルギーが選べる社会の先に

20年後か50年後、もしくは100年後。原発ではなく、再生可能なエネルギーで日本が満たされる日があるはずです。

大地を、いつなくなるかも分からない放射能で汚染され、このままで良いはずがありません。
「原子力の平和利用は必要で、それがなければ日本の産業はなりたたない」、「危険はない」という根拠のないキャンペーンに対抗するには、「嫌なものは嫌」という意思と、正しい情報を多くの人が知る事が必要のようです。

情報が公開され、電気と送電線の独占がくずれ、1人ひとりが原子力が必要かどうかを判断し、自分が購入する電気の種類を選択できるようになった時、再生可能なエネルギーで日本が満たされる日がくる可能性があることを知りました。

■未来をイメージできる力を

今、Face bookを作ったザッカーバークの本を読んでいますが、彼は、ソーシャルネットワークが広がり、個人の情報と意見を「自分の責任で発信する」ことで、世界と個人の関係が変わり、情報の透明性が可能になることを信じてというか、イメージできていて、どんな批判にもFace bookの立場を譲らなかったわけです。
確かに、世界の人々が直接ネットを通じてつながることで何かがくずれつつあります。

ザッカーバークの、今ある壁の正体を感じ、それを壊した未来に何があるのかイメージできる力が、新しいものを作るんだなと思っていた矢先の鎌仲さんのトークでした。

私も原発を拒否することで、来るはずの未来をイメージする力が欲しいです。