ゲノム編集のハサミチョッキンは、「嘘、大げさ、まぎらわしい」の表示法違反!!!

昨日は、主催者としてゲノム編集の講演会に参加しました

ここまで難しい操作を、人が食べるものに人工的にするのに、それを表示しないでいいということがどうしても理解できません。私が大学生だった時に、遺伝子の解析や操作を研究することがはじまったと記憶しているのですが、それはあくまで研究であり、遺伝子をいじったものは外には出さないということでした。多分。。。。私はその研究ではなかったので、正確には分かりませんが。
それが今では、自然界の突然変異と同じなので、許可も表示もいらいないとして、5月からトマトのGABAトマトの種の配布が始まります。

消費者の中には、拒否する人も、選びたい人もいるはず。だから、表示は必要です。
ハサミチョッキンは、「嘘、大げさ、まぎらわしい」の表示法違反!!!

ゲノム編集は、「正確に安全に品種改良できる技術」と政府は言っていて、ハサミで染色体をチョッキンと切る絵がよくでてきます。
染色体を人間がどうやって見るのか知っていますか?高性能の電子顕微鏡ですよ。小さな小さな小さな世界の話しです。

細胞の核の中に染色体はあって、その染色体DNAの上に並ぶ4つの文字(A C G TA)の配列を正確に特定できて、それをハサミで正確に切れるの??あり得ないと思っていたら、やっぱりそうでした。手榴弾のようなものを使って細胞を破壊し、目当ての遺伝子が壊されたがどうか確認する抗生物質耐性遺伝子などをマーカーとしていれておいて、できたとおぼしき細胞に抗生物質をいれて、抗生物耐性のある生き残った細胞だけが、ハサミチョッキンが成功した細胞とされるんですって。

あー、嫌だ、「ハサミ」といわないで欲しい。爆弾か銃で破壊するんでしょう。
「嘘、大げさ、まぎわらわしい」は、表示法違反です!!