オルタナティブな生き方を

昨年8月27日。東京で開かれた日本有機農業研究会40周年記念シンポジウムに参加しました。テーマは「大震災・原発事故をのり超える有機農業」。会場で、槌田劭氏(「京都・使い捨て時代を考える会」代表)が「まず、これまでの運動で原発を阻止できず、このような事故を招いてしまったことをお詫びしたい。」と言われたことに胸をつかれました。
謝るのは「安全だ」と嘘を言い続けた東電であって、反対運動をしてきた人々ではないはずです。ただ、放射能で汚染された田畑で、「それでも種をまき、百姓であり続ける。」と決意を述べられる有機農業家を前にして、そのような言葉しか見つからなかったのかもしれませんが。

東電は未曾有の惨事を起こし、国土を汚染しておきながら、経営陣はまだその責任すらとらず、方針をかえる気配すらみせていません。長い闘いになるのでしょうか。

槌田氏は、最後に「脱原発のために、何でもやれることをやり続けましょう。」と言われました。私も忘れることなく、人間の制御できない原発に反対し、持続可能なエネルギーと、オルタナティブな生き方を求めて、やれることを続けていくつもりです。
そして私のやれることの一つとして、安全な物を作り、不安をもつ皆さんに送り届けることができるよう、百姓仕事をがんばります。
今年もよろしくお願いいたします。