農業の賞に女性の視点も

農業コンクール201410 農林水産省と日本農林漁業振興会の共催で、毎年「日本農林水産祭」が開かれ、今年が52回となるそうです。その「日本農林水産祭」において、私達が天皇杯等三賞と言われる賞のうち、生活部門で日本農林漁業振興会会長賞をいただくことになりました。

 今回、植木まで現地に来られた審査員は三人とも女性で、女性、つまり私が経営にどのように参画しているのか等、共同経営と生活の実態を女性の視点からとても丁寧に聞き取られました。
 それが、私には嬉しかったですね。人知れず、女として突っ張ってきましたから。

 農業にまつわる賞は、販売金額が評価の大きなポイントと聞いていて、有機農業者に関係があるなんて思ってもいませんでした。でも私達がこのような賞をいただいたということは、農業を評価する視点が、消費者との関係や新規就農者の育成、生活のあり方など、多岐に渡ってきたということかもしれません。
そういう意味でも、それらを大切にする有機農業に風が吹いてきたのかもしれないです。。