強力寒波の後遺症が深刻です

一月末の強い寒波、熊本市の最低気温がマイナス6度とか7度とかでしたが、うちの周りだとそれから3度くらいは低くなるのが常なので、露地の畑ではマイナス10度近い超低温だったと思います。それから、一週間以上たちますが、凍った部分の痛みが進行して、被害は大きくなっています。

キャベツは雨で残った水分が中で凍って、外から見ても分からないので切って出しました。ブロッコリーは霜よけもしていたのですが、寒波の時の台風みたいな強風で吹き飛んで、ちょうど出し頃になっていた300株以上がだめになりました。切り落として脇目が育つまで待つことにします。寒さに弱いカリフラワーはもちろん全滅でした。白菜は頭の部分が深いところまで凍ってて痛んでいるので、そこをむいていくと半分以下くらいの小ささになってしまいます。いつもは寒さではやられることのない小松菜、熊本京菜、こぶ高菜なども外葉や芯の若葉が傷んだりしんなりしてしまったりです。

ほうれん草と大根、ねぎだけはそんな中でも大丈夫です。すごいですね。

そんなわけで、しばらくセットが貧弱になりそうです。そうでなくてもこれから端境期に入っていくので心配なのですが・・・。せめて後蒔きでまだ若い熊本京菜とコブタカナが回復してくればと願っています。

ただ寒いほど冬野菜はおいしくなる感じで、何を食べてもおいしい。