今年もやってきたカブトエビ

カブトエビ今年も百草園の田んぼに、「生きた化石」と言われるカブトエビが発生しました!濁り水の中で見え隠れするカブトエビを見つけると「来てくれてありがとう〜」って声をかけたくなります。

カビトエビのいる田んぼは、写真のように水がいつも土色に濁っています。
雑食性で、水田の草の芽やプランクトンを食べるため土をかき混ぜ、水が濁るんだそうです。濁りで光が遮断され、雑草の発芽と生長が抑制されるので、カブトエビのいる田んぼではみごとに雑草は生えません。「田の草取り虫」なんです。

写真は田植え4日後の写真です。まだ苗はきちんと立っていません。写真をよく見ると泥水の中で赤い点が2カ所見えます。これがカブトエビの小さいものです。たった数日で、これが一人前の灰色のカブトエビになります。