辺野古の埋め立てに御所の浦の土が使われている! 反対の新聞広告に賛同を

 Webカラー辺野古 A4チラシ小 Webカラー辺野古 A4チラシ2小日々生きている中でどうしても見過ごせないことが時々あります。

 辺野古の軍事基地建設のために、沖縄県民の声を全く無視して、埋め立てを強行し続ける日本政府のやり方と、その為の土砂が事もあろうに、天草の御所の浦から大量に運ばれるということです。

 御所の浦は恐竜の化石が出ることで知られてます。地元では町づくり協議会とともに、辺野古土砂搬出反対熊本県連絡協議会が地道な反対運動を続けてます。折角天草ジオパークの認定を受けて、「恐竜の島」としての夢のある将来を考えるならば、地元の危惧はもっともです。しかし、このまま政府の強行突破が見過ごされるならば、どうなるでしょうか。

 熊本県民の中には、御所の浦の土が辺野古に持って行かれようとしている事を、そもそも知らないという人が沢山います。先ずは事実を知ってもらうために声を上げて、なんとか反対の声を拡げていくことは出来ないかという思いから、熊日に意見広告を出すこと考え、回りに声をかけ始めました。熊日に聞いたところ、一面で約300万の費用がかかるそうです。
ざっと見積もれば1万円で300人、3000円なら1000人の協力が、最低でも必要ということになります。

 3月下旬に声をかけた人達21人が集まって,その可能性を話し合ってみたところ、「やろう」ということで一致し、そのまま、発起人会としてスタートしました。千草会の会員の中からも浦崎さんと、田口さんが参加してくださいました。
 銀行口座、振替口座の開設や、呼びかけチラシの作成などの準備が出来て、このたび4月30日に『辺野古埋め立てと御所浦土砂搬出に反対する意見広告の会』の結成にむけて動き出しました。意見広告掲載の目標は沖縄戦慰霊の日6月23日です。

 有明海の回りに住む私達は、水俣湾の埋め立て、諫早湾の埋め立てを見てきました。
海の環境を一度壊したら,2度と元には戻りません。あの宝の海沖縄を、何とか守るという試みは、まだあきらめてしまうには早すぎます。もし御所浦を止めることが出来たら、西日本各地8箇所の候補地でも可能性が出てくるでしょう。
 とにかく輪を広げなくては始まりません。皆さんの協力と積極的な参加を是非お願いします。