ヤーコンのきんぴら

 

ヤーコンのきんぴら

見かけは悪いけれど、健康にいいと注目の野菜です。
オリゴ糖ってきいたことありますか?・・・・・
ヤーコンにはでんぷん質がほとんど含まれず、オリゴ糖由来のほんのりした甘みとシャリシャリした歯ざわりが特徴です。

このオリゴ糖は、人の胃や小腸で分解・吸収されにくい性質があり、口にするとほとんどがそのまま大腸へと運ばれます。そして、大腸内でビフィズス菌をはじめとする乳酸菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を整え、便秘の改善や、コレステロールや中性脂肪、血糖値、血圧などの数値を下げる働きをすることがわかっています。
また、ヤーコンには食物繊維も多く含まれています。その大半が、余分な脂質や糖を排出する働きをする水溶性の食物繊維です。
だからオリゴ糖と食物繊維の働きで、便秘改善に効果があると言われます。

<ヤーコンはあく抜きしたほうがいいかも・・>

ヤーコンを包丁で切り、そのままにしていると、切り口から黒く変色してしまいます。これは、ヤーコンに含まれる酵素「ポリフェノールオキシターゼ」が、空気に触れることによって起こる現象です。変色しても、食味が変わることはありませんが、気になる人はアク抜きをお勧めします。料理をしても時間がたつにつて、黒くなっていきますから、取り置きの料理の場合、あく抜きをした方が良いです。
ヤーコンを食べやすい大きさに切ったら、塩水でさっと洗うか、酢水に数分さらす程度にします。ヤーコンの栄養素であるフラクトオリゴ糖は水溶性のため、長時間水に浸けると流れ出てしまうため注意してください。

<おすすめのレシピ・きんぴら>
ヤーコンが甘いので、砂糖をいれずにきんぴらにします。

1)皮を剥いたヤーコンを細切りにする
2)鍋にごま油を適量入れてヤーコンを加えてしんなりするまで炒める
3)しょう油とみりんを入れたら、水分がなくなるまで煮詰める
4)器に盛ります。彩りで青菜のみじん切りをトッピングしました。