-
にんじん
「発酵おばさん」なんて
「発酵女子」というタイトルの新聞記事を見つけた。塩麹からはじまった発酵ブームの中で、甘酒や納豆などに挑戦し続ける、発酵にはまった「若い」女性達のことが書いてあった。
実は、私も発酵にはまっているんだけど、「女子」の響きに期待される年齢ではないし、「発酵の匠」では恐れ多く、「なにか良いネーミングない?」なんて司(連れ合い)に聞いたのが悪かった。
すぐさまに「発酵おばさん」と言って、ニッと笑った。。。。。「発酵おばさん」なんて、おばさん自身が発酵してそうと思いません?そう、白い発酵菌がポヤポヤと生えているおばさん。
拒否!!絶対にこの名前は、拒否!!このブログのアップが滞っているのも、発酵にはまっているせいなんです。
自家製酒粕を使ったレシピ、甘酒を使ったスイーツと、色々試作してるんだけど、味がもう一つも二つも決まらないし、味が決まらないと写真を撮るのものらないし、結果、ブログにもアップできないまま、2週間になろうとしています。
特にお酒を好きでない私は、酒粕を使った料理は何を作っても、美味しいという感動がありません。当たり前のことなんでしょうが、あの酒臭い味が料理から抜けないので。でも、お酒を好きな人には美味しいのかもしれないと思い直し、一番普通のレシピをアップすることにしました。写真は、やっぱりうまく撮れてないですよね。。
甘酒を使ったスイーツも試行錯誤の末に、次回には紹介できるはずです。
インドネシアの伝統食品、大豆を発酵させたテンぺの作り方も習いに行く事になっています。
うまくできたら紹介しますので、楽しみにしていてください。
******************<酒粕汁>
<材料>
酒粕
味噌
牛乳(好みで)
しいたけ
人参
大根
青菜
油揚げ<作り方>
①魚もいれないし、出汁もとらないので、野菜と油揚げの旨味を出すために、塩を少しいれた水でじっくりと煮込みます。しいたけの戻し汁を出汁の代わりにいれます。
②野菜は、少し大きめに切り大きさを揃えます。
③みそ汁のときより少なめに味噌を入れ、最後に酒粕をいれて味を整えます。漉したり、クリーム状にして入れることもありますが、私はそのまま入れています。上品さはないですが、酒粕が入っていますという感じで、この方が好きです。
④最後に青菜を入れます。
⑤酒粕は乳製品との相性がいいということなので、牛乳をすこしいれてみました。
私は相変わらず酒の味が気になりましたが、司(連れ合い)は「牛乳と合うね。」と言ってました
(さらに…) -
にんじん
麹と納豆のコラボ
麹を使ったレシピの第2弾です。
発酵食品は腸内に善玉菌を補給するつもりで、毎日少しづつ食べるのが一番いい方法で、お漬け物とか、納豆とか、お味噌汁とかで食べる昔ながらの日本の朝食がまさしくそれなんです。
それに加えて、最近は麹そのものを塩麹の形で保存しておいて料理に使うという方法も流行っているようです。今、本で読んでいますが、美味しそうで,健康にも美容にもよさそうで、簡単そうで、免疫力もアップして、魅力満載。麹を作って試すのが楽しみです。
私が以前からやっていたのは「麹納豆」。見かけは悪いのですが、納豆菌と麹菌のコラボでなんとも美味しい、保存食ができあがります。一瓶作っておいて、忙しい時の朝ご飯にこれをかけてたべましょう。
納豆も麹も生ものなので、実はそんなに保存できないのですが、この「麹納豆」にすると、置けばおくほど味わい深いものになります。<材料>
米麹 100g
納豆 100g
糸切り昆布 30g
人参 1/2本
しょうゆ 100cc
みりん 100cc
白ごま 適量<作り方>
①醤油、みりんを合わせ,煮立ったら長く千切りにした人参を入れ、人肌にさます。長い千切りのほうが、美味しそうに見えます。
②①にパラパラにほぐした麹をいれ、混ぜてから、納豆の昆布、胡麻をいれ混ぜ合わせる。
③数時間おけば食べられますが、数日おけばおくほど、味わい深くなります。
(さらに…) -
にんじん
里芋いり玄米
アップルの創業者スティーブ・ジョブスの本を読んでいます。ジョブスの才能と奇人ぶりが面白く、目が点に。月末で忙しいというのに、ジョブスの「現実歪曲フィールド」にとらえられてしまったかのように、本に引き寄せられていきます。
ジョブスは、完全菜食主義だったのですね。というか、リンゴしかたべない果食主義の時代もあったとか。
私はマクロビオティック料理は好きなんですが、菜食主義にはなれないようです。百草園ではニワトリも飼っているから、美味しい地鶏肉も食べたくなります。
厳格な菜食を実践したジョブスは亡くなったし。。。だからというわけでもないですが、今日は、玄米と地鶏肉を使ったメニューを紹介します。
←写真は今日の朝ご飯です。
(里芋入りの玄米ご飯 具たっぷりのみそ汁 春菊と人参の白和え 白菜の一夜漬け)里芋入り玄米
<材料>
玄米4カップ(我が家は二人で一日4合のご飯を朝から炊いて食べます)
里芋 小15個
地鶏(菜食の人は油揚げを使ってください) 100g
人参 1個
醤油 40cc程度
塩 少々(醤油だけでは色が濃くなり過ぎなので)
本みりん 少々
酒<レシピ>
①玄米を洗ってザルにいれ、水気をきっておく。
②里芋は洗って皮をむき、多少大きくてもそのまま使います。
③人参の大きく乱切りにしておきます。(圧力鍋で炊くので大きくないと消えます)
④地鶏も適当な大きさに切る。
⑤玄米の量の1.2倍の水と、塩少々、醤油、みりん、里芋、人参、鶏肉を入れ、普通の玄米を炊く時と同じように中火にかけ、圧がかかったら20分弱火にして炊き、火を止めてる前に強火で30秒、その後、20分そのまま蒸らします。
⑥圧力をぬいて蓋をとり、そっと天地返しをします。野菜がとても柔らかくなっていますので、そっと扱ってください。この時、塩味が足りないときは、塩をふって混ぜてください。人参は別炊きにして、あとで混ぜた方が良いのかなとも思うので、その内試してみます。
(さらに…) -
にんじん
人参ジュース
妙に暖かい日が続いたり、晴れが続くはずの月に雨が多かったりして、季節の移り変わりが判然としなくなってきています。でも今日は、頭の上を枯れ葉が3枚、風に吹かれて飛んでいきました。冬をしらせるミニ木枯らしに違いありません。畑の作物は季節とともに変わりはじめ、トロトロに熟れたゴーヤを使ったジュースもできなくなりました。そして今は人参ジュースの登場です。
登場なんていっても、ただ、人参を切った物を、塩少々と酢、水をいれてミキサーにかけるだけ。毎日飲む物ですから、少しでも面倒と思うことはしないと決める事が大切です。
美味しくするために、必ずリンゴをいれるとか、酢はリンゴ酢とかのまろやか系でなくてはいけないとか、決めてしまうと、ない時が辛くなります。始めの頃はジューサーにかけていたのですが、ジューサは掃除が大変。残った繊維を使った料理を毎日考えるのも大変。ということで、繊維入りのジュースで良いと割り切る事にしました。
適度に美味しければ、簡単な方が続くというのが私の結論です。毎朝野菜ジュースを飲む事は、もう10年続いています。
(さらに…) -
にんじん
豆腐のキッシュ風
実は、マクロビオティックの教室に通って、師範コースを卒業しました。
そこで習った料理を紹介します。卵やチーズを使わないで、カボチャと豆腐でつくるキッシュです。マクロビ料理の中では、簡単にできる料理なので、私のお気に入りです。<タルト生地>
小麦粉 100g
全粒粉 50g(今回は全粒粉の代わりにオートミールを使いました)
ごま油 大さじ2
塩 小さじ1
豆乳 大さじ2.5(水でもいい)<フィリング>
豆腐 1丁(今回は絞り豆腐をつかっています)
南瓜 1/4個
タマネギ 1個
人参 中1/2本(畑になかったので使っていません。赤い色が入れば食欲も増すのでですが)
塩こしょう 少々
焼きパン粉①小麦粉と全粒粉をあわせ、ごま油、塩をいれ、手のひらでもむようにして混ぜる。
②豆乳をいれ、パイ生地をつくるようにたたんでかさね、ラップをかぶせて冷蔵庫にねかせる。30分〜1時間
③豆腐は水を絞ってフードプロセッサーにかけてなめらかにする。(市販の絞り豆腐を使うと早いです)
④南瓜は皮ごと蒸して、少し塩をいれつぶす
⑤たまねぎ、人参は小さな角切りにし、塩こしょうで炒める
⑥豆腐と⑤をあわせる
⑦生地をめん棒でのばし、型に薄くしく。とても固い感じで、バラバラッとしそうな感じですが、そのくらいの方がいいようです。
⑧つぶしたかぼちゃをしいて⑥をもり、パン粉をかけて200℃で20分〜30分焼く。※パン粉は粉チーズの代わりに使います。フライパンでオリーブオイルと塩を加えてきつね色になるまで炒めて使うと風味が増します。
(さらに…)