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冬
カブとタコのカタクリ和え
髪を切りにいって、お店にあったスタイルブックを見せながら、「こんなショートにしてください。」って言ったら、美容室の人の顔のどこかが笑ったような気がした。
で、できあがったのは、きれいさっぱりのショート。前髪も、耳元も、後ろはもっとさっぱり、ばっさり。頭をゆらしても、何もついてこず、以外と快適!でも、可愛いらしさのある写真のショートとは明らかに違う。。
似合うか似合わないかは、思い込みも入るし微妙だけれど、「マー素敵、お似合いですよ。」なんて言ったのは美容師さんのみ。家に帰っても誰も、口にしたくなさそうだった。大雑把な私にあった何もしなくていい髪型で、相変わらずの手抜き料理を紹介します。
簡単です。
← カブ焼き。超簡単料理。塩で食べるとさらに簡単。カブとタコのカタクリ和え
※たまたまタコがあったので、タコを使いましたが、エビでも美味しそうです。カブ(茎も) 5個
カボチャ(あれば使います。なければないでかまいません)
タコ
ナタネ油
片栗粉
塩
コショウ
にんにく①カブは8等分のくし形に切り、塩をふっておく。
②茎は5センチの長さ切る(葉っぱは別にとっておいて、菜焼きにしてください)
③タコは一口大に切り、塩で下味をつけ湯がいておく
④たっぷりの油でカブを素揚げする
⑤フライパンにニンニク、素揚げしたカブと茎、タコの順で、塩コショウで炒める。
⑥しっかり火が通ったら火を消し、水溶きカタクリ粉を回し入れた後、ゆっくり加熱いてトロミをつける。水気が少ないので、カタクリがだまにならないように、入れるときは火を消し、温度をさげます。
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冬
ごぼうのポタージュ
今日はゴボウ料理です。ゴボウはいかにも日本ぽい野菜ですが、洋風に使ってもなかなかのものです。ピリ辛にしたトマトソースのパスタに入れたら、ゴボウの香りとうまみが絶妙にマッチ!
ということで、今日は洋風のゴボウ料理を紹介します。私が使ったのは大浦ゴボウという、ほとんど市販されていないゴボウです。人の腕の大きさほどに成長した大浦ゴボウの表面には太いヒビ割れが走り、大きな空洞が中に入っています。
そこに転がっていれば、一見、汚い丸太・・・・。だから、見かけが何より優先する現代の流通にはのりにくい品種です。でも美味しさはバツグン。千葉県八日市場市では天然記念物に指定しているくらいの逸品です。「そんな手に入らないゴボウ料理を紹介されても〜。」なんて言わずに、ちょっと話を聞いてくださいな。
みなさんは、市販の種袋の後ろをじっくり見た事がありますか?オーストラリア産とかアメリカ産とか書いてありませんでした?
そうなんです。日本は食料の自給率が40%と先進国の中では異常に低いのですが、たとえ国内でつくられているお野菜であっても、その元の元の種が外国産ということも多く、「種の自給率」、本当はヤバいくらい低そうです。その昔、農作物は土とおてんとう様の関係で、その土地にあった独特の品種が育っていました。お百姓さんは花を咲かせ、種を採り、また次の年に播いてという生活をしていたわけで、種は買わずに自給が当たり前だったようです。今ではそんな在来種は、すっかり貴重品になってしまい、京野菜とか、肥後野菜とかいう名前をわざわざつけて、栽培、保存する動きが全国で起こっています。
在来種を見直す理由は
①その土地にあった品種なので美味しい
②そこの気候風土にあっているので育てやすい
③種が輸入したものではない
なんてことでしょうか大浦ゴボウも、在来種の特徴にもれず、作りやすく美味しいです。でもゴボウは肌がきれいで細長いものと思い込まされた消費者は絶対に買ってくれません。
そんなゴボウですが、一度食べた人は私のように、このゴボウに惚れ込んでしまうでしょう!家庭菜園をしている人は是非自分で作ってみてください。種は探せば売ってありますから。ということで大浦ゴボウのポタージュを紹介します。普通のゴボウでも作る事が出来ますから、手に入るゴボウで試してください。
①ゴボウは皮の部分に旨味と香りがありますので、皮は剥きません。タワシでゴシゴシと洗ってください。ヒビ割れの深いところだけ包丁で削ぎましょう。
②1センチくらいの輪切りにして、コンソメやチキンスープ、塩少々で10分程煮ます。
③牛乳とトロミをつけるためのご飯つぶを一口分程度を入れてハンドミキサーにかけ、塩、コショウで好みの味に調整をして、再度火をいれておしまい。
繊維たっぷりのゴボウの香り高いポタージュの出来上がりです。
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冬
大根の竜田揚げ
この季節なると、大根やカブが毎週セットに入りはじめます。
私達は、畑で採れた物を食べるということが自然で、季節のものばかり食べる「ばっかり食」も慣れたもの。大根1本なんで、一日で料理することも多いのですが、都会の人はそうはいかないようです。だからそんな人のために、大根を美味しく大量に使う料理を紹介します。消費者の東田さん直伝のレシピです。
<材料>
大根 1/2本(皮はつけたままで)
しょうゆ 50cc
にんにく 1かけ(すりおろし)
しょうが 1かけ(親指大)<作り方>
①大根を1.5センチ位の厚さに切って、さらにそれをイチョウ切りに4等分する。
②時間があれば半日ぐらい天日干しし、生姜とニンニクをすって醤油と合わせたものに漬ける。
時間がないときは、軽くゆでてもいい。(このときはだし汁をつかうとなお良い)
干せば栄養価も高くなり、味もしみやすく、食感も変わるのでぜひ試してみてください!③片栗粉をつけて、油でからっと揚げる。
味が強いのがいい人は、一日くらいつけておいてください。しっかり味がついて、中はさっくりとした大根味のおいしい立田揚げっとなります。
今日は、生姜も残ったし、ブリのカマの入ったアラも手に入りましたので、大根とアラの煮付けも作りました。
味がしっかりしみるように、火を強くしたり、弱火にしたりすることを繰り返し、時間をかけて煮付けた大根の美味しかった事!
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