今年はお米の高温障害がでませんように(祈り)

田植えの準備が始まりました。
今年は、稲の高温障害がでないことを祈っています。

稲は気温が30℃以上になると光合成ができず、十分にでんぷんをつくることができないのだそうです。
熱帯夜などで夜まで気温が下がらない気象が続くと、稲が本来蓄えるべきでんぷんを、夜の間に使い切って、スタミナ切れのような状態になるとも書かれています。
このような高温障害の影響を受けた米は、高温登熟による白未熟粒の発生が多くなり、整粒に実っても 細長くなってしまうなどの小粒になりがち です。

気象庁の昨年の記録を調べたら、熊本の最高気温は、7月から9月の3ヶ月にかけて37度を超えています。熱帯夜も多かったですよね。高温にやられると、穂に中身がはいらず、穂が垂れないので、収穫の時にはわかるのですが、少ししか入っていない、または、お米が白くなって出荷できるないお米もになった場合、穂は垂れていても、白いお米だったり、小さかったりで、精米しないと分からないのです。

だから、昨年はお米が足りているのか、不足しているのか、政府すら把握できていなかったのでしょう。

今年は、タネをかえてみました。高温に強いとされている品種です。
でも、効果があるかどうかはわかりません。だって、人間だって経験をしたことのない高温続きで、体調が悪くなったのですから、稲にどう言う影響が出るかなんて誰もわかりませんよ。

野菜は不作がみてきたら、タネをまき直すこともできるのですが、1年分を一括でつくるお米は作り直しはきかないので、怖いです。